すし店「すし貴」(宮崎市霧島3、TEL 0985-25-5373)が、リニューアルして2カ月がたった。
1969(昭和44)年に宮崎市船塚町で創業した同店。昨年11月1日の「すしの日」に合わせ、リニューアルオープンし、昼、夜共に営業時間を延長してメニューも大幅に変更した。
ランチはすしや和食が中心のメニューをそろえる。「特上にぎりランチ天ぷらセット」(3,100円)、「ひむか御膳」(2,600円)、「唐揚げランチ」「チキン南蛮ランチ」(以上1,300円)などを用意する。夜は洋食、ピザ、パスタや創作料理など約80種類を提供。
同店専務の正手孝典さんがかつて友人と運営していた店「MASAKI」にあったメニューも採用する。日替わりの「特上にぎり5種盛」(2,300円)、魚ではなく牛肉を使うためドレッシングの味をあっさりしたものに工夫した「EMO牛炙(あぶ)りカルパッチョ」(1,800円)などを用意する。ほか、宴会コース(3,500円~)、ディナーコース(4,000円~)も提供し、21時以降は軽食のおつまみメニューもそろえる。
店内は昼夜共にジャズなどの音楽を流し、和室から模様替えし、椅子席の半個室、団体向けの座敷、堀こたつの席を用意した。カウンター席では宮崎市の「フローレット花や」が10日置きに店のテーマに合わせ模様替えを担当し、花のアレンジメントを楽しみながら食事ができる。
正手さんは「椅子席ができて年配のお客さまからも喜ばれている。すし店だからと構えなくても気楽に足を運べる雰囲気だと、インスタグラムを見て来店する若い客層も増えた。夜はワインやカクテルと料理を楽しんでほしい」と話す。
営業時間は11時~14時30分、17時30分~22時30分。火曜定休。