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宮崎の「大盛うどん」が店舗営業を休止 テークアウトは継続、CFも

店舗外観

店舗外観

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 宮崎の老舗うどん店「大盛うどん」(宮崎市江平西1、TEL 0985-26-2011)が8月いっぱいで店内営業を終了した。

テークアウトの肉うどん(750円)。麺とつゆを温めて食べる

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 1913(大正2)年に創業し、今年で108年を迎える同店。新型コロナウイルスの影響が長期化する中、同店は感染対策ガイドラインの遵守、営業人員の削減などの対策を講じながら営業を続けてきた。しかし低迷した売り上げは戻らず、店の存続の危機に際し今回の決断を余儀なくされた。

 同店は9月、テークアウトのみで営業を再開。9時~14時に、「かけうどん」(2食セット=980円)、「たぬきうどん」(1食=550円)や「肉うどん」(同=750円)を販売する。営業時間外の14時~翌9時も店頭に設置する専用の自動販売機で販売。公式オンラインストアでの販売のほか、市内スーパー「フーデリー」でも販売を予定している。店主の久米亜紀子さんは「多くの方に店を畳むのかと聞かれたが、あくまで店内飲食の休止。非常に苦しい状況だが、大盛うどんの味と伝統を少しでも長く守っていくためにテークアウトや通販に注力していく」と前を向く。

 同店は現在、久米さんの娘の紀乃さんを中心にクラウドファンディング(CF)にも挑戦している。販路拡大や商品力向上のための設備投資を使途として、400万円の目標金額を掲げている。紀乃さんは「今回のことが、大盛うどんのこれまでの歴史に改めて向き合う機会となった。何度も困難を乗り越えながら店を守ってきた先人たちの思いや、店を愛して応援してくださる多くの方の思いに触れて、ここで終わらせるわけにはいかないと感じている」と話す。「これまで支えていただいたお客さまには感謝の気持ちでいっぱい。いつかまた店でうどんを食べてもらえる日が来れば」とも。

 クラウドファンディングは9月30日まで。

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