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都城にナポリピザとエシカルショップの「ペム」 夫婦でそれぞれ営む

店舗の前でピザのボックスを持つ川越俊作さん・幸子さん

店舗の前でピザのボックスを持つ川越俊作さん・幸子さん

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 ナポリピザと量り売りの商品を置く「PEM(ペム)」(都城市天神町、TEL 0986-66-8582)がオープンして、6月5日で1カ月がたった。

「水牛のモッツァレラチーズのマルゲリータ」(写真提供=PEM)

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 同店を経営するのは、川越俊作さん・幸子さん夫婦。ピザ店とエシカルショップをそれぞれ営む。店名は同店のコンセプトを表す「PIZZA earth and me(ピッツァ アース アンド ミー)」の略語。

 ピザと窯焼きの料理を担当するのは、夫の俊作さん。開店に向けて、緑色のタイルを貼ったピザ用の薪窯(まきがま)の製作を愛知県在住の職人に依頼したという。俊作さんは「カシノキやクヌギの薪を使うと香りが良く、周囲はカリッとして中はもちもちとした軽いピザが焼ける」と話す。

 ピザメニューには、チーズベースの「クアトロフォルマッジョ」、トマトベースの「水牛のモッツァレラチーズのマルゲリータ」(以上1,980円、テイクアウト2,052円)などを用意。ピザの軽さを出すため、生地はイタリア産と国産の粉をブレンド。酵母・塩・トマトやフレッシュな水牛のチーズはイタリア産のものを使う。ほか、「コトブキチーズ」(鹿児島県鹿屋市)も使い、季節の素材を組み合わせる。ほか、6~7種類の料理から成る「前菜盛り合わせ」(990円~)などもそろえる。

 妻で「エシカルコンシェルジュ」として活動する幸子さんは、都城市のチャレンジショップで2年間営業してきた。今回の開店に伴い、新たにナッツバターを作るマシンやディスペンサーを用意し、「カシューナッツバニラ」(100グラム、1,020円)などその時々の組み合わせのペーストを用意。ほか、有機食材の加工食品やセレクトした洗剤、日用品を販売する。量り売りの商品を入れるオリジナルの「ボトル」(300円~)や返却可能な「デポジットボトル」(100円~)もそろえる。容器の持ち込みも可能。

 幸子さんは「ピザ店とエシカルショップそれぞれでロゴマークを分けているが、二つを組み合わせると輪になる。調和を意味するデザインになっている」と話す。

 営業時間は11時30分~15時、17時~21時。火曜・第4日曜定休。

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