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宮崎の「河野文菓堂」が「焼酎ケーキ」 第1弾には芋焼酎「山ねこ」使う

焼酎ケーキの「焼酎文菓」

焼酎ケーキの「焼酎文菓」

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 和菓子店「河野文菓堂」(宮崎市清武町加納乙、TEL 0985-84-2001)が、焼酎ケーキ「焼酎文菓」を発売して2カ月がたった。

「河野俊郎酒店」で販売する焼酎文菓、芋焼酎山ねこ、グラスのセット

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 同じ建物内に併設する「河野俊郎酒店」とコラボレーションし「酒まんじゅう」(120円)なども展開してきた同店。店長の河野せい子さんは「焼酎の蔵元が多い宮崎の焼酎文化を伝える土産を作りたいと思い、大人の味のパウンドケーキを考案した。3年をかけて、生地の質感やケーキの中に入れるものをいろいろと試し、見た目やパッケージなどを考え続け、県内外のモニターからの意見を採り入れながら完成させた」と話す。

 ケーキの中には、宮崎市清武町産のドライパパイアを入れ、今回完成した「第一章」のケーキには「河野俊郎酒店」で扱う木城町の「尾鈴山蒸留所」の「芋焼酎山ねこ」を使う。「河野俊郎酒店」では焼酎文菓、芋焼酎山ねこ、グラスのセット(3,900円)も販売する。

 河野店長は「酒屋とのコラボレーションだからこそ、酒量をふんだんに使えるのが強み。焼酎の香ばしい香りがガツンとくるケーキに仕上がった。今後は飲酒人口が減っていくと予想しているので、『焼酎ケーキ』として焼酎を味わう機会をつくっていきたい。今後も定期的に、宮崎県産焼酎の銘柄を変えなからケーキを作り続ける予定」と話す。

 価格は1個=250円、化粧箱入り1本=1,500円。営業時間は10時~17時。火曜定休。

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