樹齢300年の綾欅(あやけやき)を使用した「レザルデ」カウンターとテーブルで、南九州・霧島の食材を中心としたフルコースを提供(※写真は一例)
宮崎県・霧島の山を守る活動を続ける株式会社ひなもり銘木(本社:宮崎県小林市、代表取締役:丸野 泰宏)は、2025年5月25日(日)に東京のフレンチレストラン「レザルデ」とのコラボレーションイベントを開催します。
本イベントでは、宮崎県小林市出身でフレンチレストラン『レザルデ』のオーナーシェフである永田宏氏が、霧島の銘木プレートを使用し、自然の循環を表現したフルコースを提供いたします。
【取り組みの背景】
ひなもり銘木は、宮崎県・霧島で代々、山と共に暮らし、希少価値の高い美しい材=銘木と向き合ってきました。
山に降り注いだ雨は、大地に染み込み、やがて清らかな水となって川を生み、海へと注がれていきます。木々を育み、命を育てるこの水の循環は、私たちの食や暮らしを支える大切な存在です。また、近年の気候変動により、各地で洪水や土砂崩れが増えている今、私たちは「山を管理すること=命を守ること」だと考えています。
ひなもり銘木では宮崎・霧島エリアでの体験ツアーを実施してきました。「銘木が眠る倉庫の見学ツアーとお茶と銘木を楽しむ会」
今回、私たちが宮崎県内で行ってきた取り組みを、新たなスタイルで東京にて初開催できることとなりました。
そのきっかけは、東京都・フレンチレストラン「レザルデ」のオーナーシェフ、永田宏氏とのご縁です。永田シェフは、私たちと同じ宮崎県小林市の出身であり、ご自身の店舗の開業時には、ひなもり銘木の材をカウンターやテーブルに使ってくださいました。故郷への想いと、自然の循環に共感してくださったシェフとのつながりが、今回の特別なコラボレーションを実現することができました。
山・川・海をめぐる恵みを一皿一皿に込めた特別なフルコースを楽しみながら、山と木を知り尽くす銘木屋とともに”自然と共に生きる豊かさを感じる”そんなひとときとなれば幸いです。
【コラボイベントの概要】
レザルデ オーナーシェフ 永田宏氏
シェフのご紹介宮崎県小林市出身。1979年生まれ。一児の父。東京の老舗洋食店で料理長を務め、フレンチに転向。横浜、福井で修行後、フランス・アルザスのAuberge du Schonenbourgにて杉本敬三氏(現ラ・フィネス)に師事。帰国後、銀座アルバスの料理長を12年務め、3世代で楽しめるレストラン「レザルデ」を佃2丁目にオープン。
フランス料理をベースに、店主の出身地である南九州のオーガニック食材を中心に使用し、生産者の顔が見える安心で美味しい料理を提供しています。
レザルデHP
本イベントでは、「レザルデ」にて以下の3つの体験を提供いたします。
店内に使用されている銘木のテーブルをご覧いただけます
1.銘木プレートで味わう特別フルコース南九州・霧島の食材を使用したフレンチのフルコースを、霧島の銘木で作られた特製プレートでお楽しみいただきます。霧島の美しい水で育った食材を、「山・川・海」のテーマごとにシェフの料理をストーリーと共にお楽しみください。
杢目について熱く語る丸野代表
2.山と木のマイスターが語る杢目から当時の自然環境の状態や樹種による特徴の違いなど、銘木の価値・魅力をひなもり銘木 三代目・丸野代表が伝えます。
食材を通じて霧島の季節を感じてほしいという想いから「霧島四季」と名付けました
3.銘木のお敷「霧島四季」のお土産イベント参加者には、特製の銘木プレート「霧島四季」をお持ち帰りいただけます。今では手に入らない希少な杢目の特徴も、山と木のマイスター(丸野)から伺いながら、お好みの一枚を選んでお持ち帰りください。
【イベント詳細】
皆さまと一緒に霧島の山の中にいるような空間を食事と一緒に楽しんでいただければと思います。
コース料理+銘木のお敷がセットになった体験チケットです
<Makuake限定>東京開催!霧島四季と料理を楽しむ体験チケット日時:2025年5月25日(日) 13:00~15:00
会場:フレンチレストラン「レザルデ」
定員:先着14名
参加費:マクアケ経由でお申し込みの方対象
申込方法:Makuakeのプロジェクトページをご参照ください。
霧島四季と料理を楽しむ体験チケット
イベント当日は、コース料理の提供に加えて、ひなもり銘木が手がける木製プロダクトの展示・販売も行います。職人が丁寧に仕上げたカッティングボードやプレートなど、銘木の温もりを日常で感じていただけるアイテムを取りそろえております。
この機会に、霧島の木の魅力を手に取って感じていただければ幸いです。
日々の生活に、自然が織りなす杢目を楽しみながら、長く丁寧に次世代に届けるモノづくりを目指しています。
【今後の展開】
ひなもり銘木は、暮らしに自然素材を取り入れたい方やサステナブルなものづくりに興味がある方、特別な体験を提供したいと考える観光・旅行業の皆さまと一緒に日本の森を守る活動の仲間づくりに取り組んでいきたいと考えています。
そして「銘木を世界のMEIBOKUにする」ことを目指しています。
多種多様の銘木が眠る倉庫から好みの杢目を見つける「トレジャーハントツアー」など企画中
銘木ツーリズムの展開霧島山エリアで銘木の育つ豊かな自然を体験するとともに、工場で圧倒的な質と量の銘木に触れ、銘木の理解を深める旅。
観光業の方々とのコラボレーションを通じて、他にはない体験ツアーを企画し、銘木の理解を深めていただく機会を増やしていきます。
【担当者コメント】
これまでひなもり銘木では、皇居内新宮殿用材として、大広間やホールロビーの長押等に納めて参りました。
株式会社ひなもり銘木 代表取締役 丸野 泰宏この度、東京での初めてのイベントを開催できることを大変嬉しく思います。霧島の森から生まれた銘木と、地元の食材を活かしたフルコースを通じて、自然の恵みとその循環の大切さを皆様に感じていただければ幸いです。このイベントをきっかけに、森を守る活動への理解と共感の輪が広がることを心より願っております。
ひなもり銘木HP
ひなもり銘木スタッフ一同、心を込めてお届けします。霧島の森が育んだ「気」のある「木」を、あなたの食卓へ。
株式会社 ひなもり銘木
株式会社ひなもり銘木は、1949年(昭和24年)に創業し、宮崎県小林市に拠点を置く銘木専門店です。創業以来、国産材、特に霧島産や日向産の厳選された銘木を取り扱い、宮内庁や重要文化財の建築材、宮崎県伝統的工芸品指定品など、多岐にわたる用途でご愛顧いただいております。
当社は、「霧島山系を元気に」することを使命とし、山から川、そして海へと続く自然環境の循環を大切にしています。銘木が語る土地の歴史と背景を通じて、山への関心を高めていただくことを目指し、生活に寄り添ったアイテム(まな板やお箸、プレートなどの小物)を展開しています。
日常の暮らしに同じものが二つとない特別で上質な一点物の素材をご提案しています。
【ひなもり銘木HP】https://www.hinamori.com/
【Instagram/国内】https://www.instagram.com/hinamori_meiboku/
【Instagram/海外】https://www.instagram.com/hinamori.wood/