「個室ブース型ワークプレイス『KIW BRUNCH02』」が5月25日、「アミュプラザみやざき うみ館」(宮崎市老松2)の6階にオープンした。
運営は九州全域で分散型ワークプレイスのシェアリング事業を展開する「九州アイランドワーク」(宮崎市)。同社のアプリ「KIW」をダウンロードし、会員登録をすると、誰でも15分単位で同ブースが使用できる。空き時間や急なウェブ会議が入った際に活用できるように設置したという。
ブースの中には、「アミュプラザみやざき」に入居する「東急ハンズ」が薦めるパソコンモニター、オフィスチェア、Wi-Fi、文房具一式、長時間使用に対応したUSBマイクロホンのほか、キーボードやスマホ&マルチスタンドなどを備えている。
アイランドワーク社長の馬渡侑佑さんは「ICTツールの進化などにより、時間や場所にとらわれない多様な働き方が可能な時代になりつつある。今回のブースは働く場の在り方をアップデートしたい当社と、商業施設としての場を多様化し、場の価値を高めたい『アミュプラザみやざき』、リモート・テレワークをより快適にするアイテムやノウハウを発信したい『東急ハンズ』、3社の思惑が一致し、設置に至った」と話す。
「JR宮崎シティ」の山崎雄大さんは「買い物以外にも、仕事ができる拠点としてアミュプラザを活用してもらえるとうれしい」と話す。
東急ハンズ宮崎店の宮田和典店長は「リモート・テレワークに便利な多機能のグッズを用意している。ぜひ利用して体験してもらえたら」と話した。
馬渡さんは「宮崎市や都城市、延岡市でも連携ワークプレイスを新たに準備している。会社や自宅以外の働く場所の選択肢を増やすことで、働きやすさを感じてもらえたら」と期待を寄せる。
利用時間は10時~20時。