テークアウトのクレープ専門店「SWEET'S KISS-VENDOR-」(スイーツキッスベンダー)」(宮崎市大字恒久、TEL 090-8392-2285)が8月15日、2周年を迎えた。
店主の迫田ゆかりさんは、2004(平成16)年に移動販売車でのクレープ実演販売を始めた。「もっと効率よく、お客さまがいつでもクレープを食べられるように」と、自動販売機での販売を思い付き、2007(平成19)年に「auショップ小林本町店」に1号機を設置。南九州初「元祖クレープ自販機」として稼働させたという。その後、宮崎市内のブックオフ大塚店・清武店、駅東店前マンション下、自店舗前の計5台設置した。
2018(平成30)年には、実店舗「SWEET'S KISS-VENDOR-」を開店。学生の通りが多いことから、宮崎市立赤江中学校前を場所に選んだ。自動販売機でも販売している「チョコバナナ」「チョコレート」「レアチーズ」「メロン」「もも&カスタード」「きなこ餅」「ショコラブラウニー」の7種類(各200円)を販売。加えて、店内では焼きたてのクレープとして「チョコバナナ」(480円)や「たっぷりイチゴ」(550円)、カスタードクリームとホイップクリームをベースに、イチゴやリンゴ、バナナなど具材を選べる「ブリュレクレープ」(580円)など、17~20種類を用意する。
迫田さんは「以前『高校時代に、バスケットボールの試合に勝ったご褒美に顧問の先生からクレープをもらって感激した』『夫も学生時代にここのクレープを買っていたことが分かり、夫婦で買いにきた』など、うれしい手紙を頂いたこともある。当店のクレープが小さい頃に食べた懐かしい味として親しまれるよう、これからもお子さんから年配の方まで、皆さまに愛される店作りを心掛けていきたい。今はコロナ禍で不安が多い中、ちょっとした幸せをお届けしたい」と話す。
営業時間は13時~18時。店休日はフェイスブックとインスタグラムで更新する。