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宮崎・平和台公園のカフェ「ひむか村の宝箱」が15周年 8月末までは竹灯籠飾る

(画像左から)竹灯籠の作家の平木嗣人さんと店主の岩切宜子さん

(画像左から)竹灯籠の作家の平木嗣人さんと店主の岩切宜子さん

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 宮崎市の平和台公園のレストハウス横にあるカフェと雑貨の店「ひむか村の宝箱」(宮崎市下北方町越ヶ迫、TEL 0985-31-1244)が8月4日、15周年を迎えた。

「きなこイレブン」

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 店主の岩切宜子さんが「平和台公園の森から宮崎の宝物を紹介したい」と、「心と体を癒やす食と文化を森のカフェで」をテーマに、2005(平成17)年にオープンした。

 店内には、県内在住の工芸作家の作品や宮崎県ゆかりの書籍、オーガニック食品などが多数並ぶ。現在はオープン15周年に合わせ、カフェには竹灯籠を飾る。作品は竹灯籠作家の平木嗣人さんによるもので、綾町の竹を使い、2年かけて全て手作りする。竹の特性を生かしたオリジナルのデザインに、白の漆や黒の漆などを塗った灯籠と、漂白や染色をしない生成りなどがある。

 店内ではオリジナルの菓子も販売する。創業時から親しまれている「きなこイレブン」(356円)は、白ごま、きな粉、黒砂糖で作った団子状のあめ。同商品は日本サッカー協会のシンボルマーク、八咫烏(やたがらす)をデザインした日名子実三さんが平和台公園に建つ「平和台の塔」を作ったことを広く知ってもらいたいと、考案した。サッカーボールの形で、11個入りで販売している。

 ほかにも、無農薬の野菜のおかず、漬物、車麩(ふ)など全てオーガニックの食材を使った「玉手箱弁当」(530円)や、桑の実、日向夏、ブルーベリー、イチゴなどを用意する「日替わりかき氷」(550円)も提供する。

 岩切さんは「今年はコロナ禍で大変だが、宮崎には近場に平和台があるので、週末の夜には竹灯籠で夕涼みに足を運んでほしい。8月4日から8日までは15周年感謝企画も用意する。今後もお客さまと一緒に、宮崎の宝物を育てていきたい」と話す。

 営業時間は10時~17時。月曜定休。カフェの竹灯籠設置時間は金曜~日曜の10時~20時30分。8月31日まで。

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