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宮崎・JR日南駅が刷新 新駅舎にコミュニティースペース

リニューアルしたJR日南駅外観

リニューアルしたJR日南駅外観

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 宮崎県にあるJR九州日南線日南駅(日南市中央通1)の駅舎が4月1日、リニューアルした。

コミュニティースペース入り口と待合スペース

 リニューアルに当たってコミュニティースペースを設置した新駅舎。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い4月8日から臨時休業していたが、国の緊急事態措置の緩和を受け5月11日に再開した。

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 1941(昭和16)年に吾田(あがた)駅として開業した同駅。駅舎は昨年4月にJR九州から日南市が無償譲渡を受け、JR日南線の利用客の増進につなげることを目的に改修を行った。日南駅を魅力的で地域の人が集える場にしようと、市は「良品計画」(東京都豊島区)や「乃村工藝社」(港区)と連携し、昨年10月に市内でワークショップを開催。地元の高校生や子育て世代などの意見を集約し、リニューアルにこぎ着けた。駅舎の空間デザインは、地元の「paak design(パーク・デザイン)」が手掛けた。

 同社の鬼束準三社長は「市民の方々が想像する新しい駅舎は『日南らしい、入りたくなる駅舎』だった。日南駅のある場所はもともと田園風景が広がる地域で、その原風景が老若男女の新しいよりどころとなるきっかけになるのではないかと考え、『田んぼ』をデザインのキーワードにした。この場所のいろんなところに『田の字』が隠れているので、ぜひ探してみてほしい」と話す。

 駅舎の外観や内装の一部には地元特産の飫肥(おび)杉を使う。コミュニティースペースには学生を中心とした利用者が待ち時間に勉強などができるように椅子と机を設置、子連れでも利用しやすいように小上がりの畳のスペースも設けた。施設は無料で自由に使うことができ、飲食も可能。今後はWi-Fiも整備予定。毎日通学で駅を利用しているという10代の女子学生は「きれいで利用しやすくなってうれしい」と話した。

 現在、同施設では新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入り口には手指消毒液を設置、椅子、テーブルの消毒、換気を行う。利用者にはマスクの着用をお願いしている。

 施設の管理、運営を行う日南市総合政策部の宇都敬太さんは「列車を利用する方だけでなく多くの方に気軽に来ていただきたい」と話す。

 利用時間は7時~18時。今後利用者へのアンケートを実施し、利用時間等について検討を行う予定。

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