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宮崎大学院生、自宅でヤマメの生態学べる図鑑と塩焼きが作れるキットを開発

上野さんが開発した「ヤマメStayAtHome」キット

上野さんが開発した「ヤマメStayAtHome」キット

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 宮崎市に本社を置くベンチャー企業「Smolt」(宮崎市学園木花台西1)が4月9日、自宅でヤマメの生態を遊び感覚で学習し、塩焼きにして食べることができる「ヤマメStayAtHome」キットを発売した。

ヤマメとサクラマスの生態が学べる「さかなの図鑑」

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 社長の上野賢さんは宮崎大学院生で、昨年4月に宮崎大学認定のベンチャー企業として同社を立ち上げた。渓流で育つヤマメの稚魚を海で養殖し、高級魚のサクラマスに育てる取り組みをしている。

 上野さんは新型コロナウイルスの影響から学校の休校措置が始まったことを受け、同商品を開発した。上野さんは「自宅での生活にも退屈を感じている子どもが増えているはず。子どもたちが手軽に自然やヤマメ、サクラマスを身近に感じてもらうきっかけになればと思った」と話す。

 キットにはサクラマスになるまでのヤマメの3つの成長段階が作れるペーパークラフト、サクラマスの不思議な生態が学べる「さかなの図鑑」、塩焼きが作れるヤマメ4匹とレシピがセットになっている。

 上野さんは「渓流釣りやキャンプで味わうようなヤマメの塩焼きを家庭で手軽に楽しんでいただくことができる」と話す。

 価格は3,000円(税別)。同社ホームページから注文できる。次回発送は4月23日を予定。

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