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宮崎に「小松フランス焼菓子研究所」 店主開発の「京園ロール」など販売

店主の小松秀信さん(右)と妻の元子(もとこ)さん

店主の小松秀信さん(右)と妻の元子(もとこ)さん

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 「小松フランス焼菓子研究所」(宮崎市小松台南町、TEL 0985-48-2225)が4月5日、宮崎市にオープンした。

「京園ロール」と「ポン=ヌフ」(手前左)「サンベルナール」(右)

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 フランス焼菓子の仕事に携わり今年で、38年目になる店主の小松秀信さんが構えた同店。小松さんは25年前、宮崎市大塚町のフランス菓子の店「グルマンディーズ」の初代パティシエとなり、オリジナルのロールケーキ「京園ロール」を開発。生クリームとバナナ、キウイ、黄桃を入れた同商品がヒットし、店の人気メニューになった。その後も県外やヨーロッパで焼き菓子研究を続けた。小松さんは「故郷の宮崎に帰ると、『京園ロールを作ってほしい』という声を多くいただき、フランスの焼菓子を地元で研究したいと店を開いた」と話す。店の看板は店主の甥(おい)である内山直樹さんが描いた絵を採用した。

 店内には、フランスの地方焼菓子、伝統焼菓子が25種類並ぶ。看板メニューの「京園ロール」(1,350円)は、1日限定50本で販売。オープン日には、2時間半で売り切れた。ほか、オレンジ風味とバターの香りを楽しめるバターケーキ「サンベルナール」(340円)など提供。「ポン=ヌフ」(260円)は、フランスにある橋の名で、シュー生地とカスタード生地を混ぜて焼き、表面にフランボワーズのジャムを塗って提供する。

 小松さんは「フランス菓子の特徴は、伝統的な手法で素材のうまみを引き出していくこと。バターの香り、果物の香りをきちんと出せるよう心掛けている。お客さまのニーズに合わせながら、地域の皆さまに愛されるような店作りを目指したい」と話す。

 営業時間は10時~17時。

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