休校中の子どもたちを預かるサービスを、宮崎市の「船塚アフタースクール マナビヤ」(宮崎市舩塚1、TEL 080-1765-6653)が3月3日に始めた。
同施設は幼児や小学生を対象に英語、書道、カルタなどを教えているアフタースクール。通常は幼稚園や小学校が終わった後に子どもたちが利用しているが、新型コロナウイルスでの休校措置を受け、臨時で子どもたちの受け入れを始めた。いつも通っているメンバー以外の子どもも受け入れている。代表の迫田真紀子さんは自身も4児の母親。迫田さんは「臨時休校の速報を聞き、子どもを受け入れようと瞬時に決めた。保護者の就労中に子どもの居場所がないという深刻な状態を極力なくすよう努めたいと思った」と話す。
感染防止のため1時間に1回は手洗い、うがい、消毒をし、マスク着用を徹底。子どもたちは宿題をしたり、プログラミングが得意な子どもがほかのメンバーに教えたり、英会話アプリを活用して英語で遊んだりしている。
今後もさまざまなプログラムを準備していく予定。迫田さんは「遊ばせてほしいという要望があればいろいろな遊びができるように対応し、勉強をさせてほしいというお子さんには宿題をさせ、必要な時は丸付けまで行う。子どもたちが有意義な時間を過ごすことができ、保護者の方も安心して就労できるようサポートしたい」と話す。
預かり時間は9時~18時(より早い時間から預けたい際は応相談)。定員は10人。期間は今月15日までを予定。状況に応じ延長も検討する。