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宮崎の創業90年の「河野俊郎酒店」が刷新 菓子店やレンタルスペースも併設

社長の河野俊郎さん(右)、妻のせい子さん(中央)、店舗運営パートナーの雲野さん(左)

社長の河野俊郎さん(右)、妻のせい子さん(中央)、店舗運営パートナーの雲野さん(左)

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 宮崎市清武町の「河野俊郎酒店」(清武町加納乙、TEL 0985-85-0021)がリニューアルオープンして半年がたった。

店内の様子。壁一面に日本全国の日本酒が並ぶ

 1929(昭和4)年に創業した同店。昨年8月30日のリニューアルに伴い町内の菓子店「河野文菓堂」と共に移転し、共同で営業を始めた。

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 日本酒の取り扱いに特に力を入れており、品ぞろえは約500銘柄にも上る。社長の河野俊郎さんは「この品ぞろえは、全国の蔵元を一軒ずつ訪ね歩いたことで実現した。命を懸けて酒造りをする職人の生きざまや、醸し出す深い人間性をリスペクトしている。お酒は彼らの子ども同然であり、それらの魅力を多くのお客さまに届けたい」と話す。客の好みに合わせた酒の仕入れや提案を積極的に行うほか、普段日本酒を飲まない人や子どもに対しても酒の世界の楽しさを伝えられないかと日々模索する。

 妻のせい子さんが店長を務める「河野文菓堂」では通常の和洋菓子のほか「甘酒ソフトクリーム」(320円)や「酒かすまどれーぬ」(180円)など、酒を使った菓子を提供する。定番商品の「酒まんじゅう」(120円)は、さまざまな銘柄の酒を月替わりで使う。河野さんは「毎月使う酒を変えることで、飲まない人にも酒それぞれの個性を感じてもらいたい。同じ銘柄の酒とまんじゅうが食卓に並び、家族みんなで楽しんでもらえればうれしい」と話す。

 同店では2階に地域住民のつながりや文化の交流を目的としたレンタルスペースを設ける。マルシェやコンサートなどのイベントや、将来の開業を目指す人のチャレンジショップとして活用している。現在は同店の運営パートナーを務める雲野未来さんがカフェ「キバコゴハン」を定期営業中。

 河野さんは「インターネットであらゆることが完結する現代において、五感で楽しめる店づくりをコンセプトに、実店舗だからこそ伝えられる価値を提供していきたい。気軽に遊びに来てもらえれば」と話す。

 営業時間は平日=10時~20時(土・日曜は18時まで)。火曜定休。

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