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宮崎のスーパーが1個250円の「逆ギレ弁当」 名前の由来は「特になし」

全て店内で手作りしている「逆ギレ弁当」

全て店内で手作りしている「逆ギレ弁当」

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 宮崎県内でスーパー「ナガノヤ」や「ウメコウジ」を展開する永野(宮崎市佐土原町下田島、TEL 0985-30-1035)が現在、「逆ギレ弁当」を販売している。

チキン南蛮や唐揚げ、ハンバーグなど常時8種類程度が店頭に並ぶ

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 12月10日に発売した同商品。価格は250円。メインのおかずの種類は店舗によって異なるが、チキン南蛮やハンバーグ、唐揚げ、チキンカツ、焼きサバなど常時6~10種類を揃える。ナガノヤ芳士店の甲斐丈寛店長は、「おいしいものを安く食べてほしいという思いから企画した。ボリュームも重視し、安くてもお腹いっぱい食べてもらえるようにこだわっている」と話す。店内で製造する弁当としてはこれまでで最安値で、甲斐店長は「正直もうけはないが、お客さまが喜んでくださるならそれでうれしい」と笑顔で話す。

 同社はこれまで「食べづらいサンドイッチ」などユーモア溢れる商品名とインパクトで度々話題を呼んできた。商品名の考案はほとんど永野雄太社長が行っており、今回の「逆ギレ弁当」の由来は「特に意味はない。購入したお客さまそれぞれが自由に解釈して楽しんでもらえるといい」と話す。実際に発売直後からSNSでは「何に逆ギレしているんだろう」「かなり攻めてるな」「弁当にまで逆ギレされた」などの投稿があり、話題を呼んでいる。

 同社はほかにも「マジ卍弁当」(499円)や「万年学生弁当」(399円)など、ボリューミーでユーモアのある商品を販売しており、お昼時にはビジネスマンや高齢者、子連れの女性など様々な客が次々と商品を手にとっていた。甲斐店長は「この弁当を買って、浮いたお金で好きなものを買ってほしい。また弁当の中身は総菜としても販売しているので、気に入ったおかずがあれば総菜コーナーでぜひ手にとってほしい」とも。

 販売は県内のナガノヤ・ウメコウジ全11店舗。営業時間は店舗によって異なる。価格はすべて税抜き。

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