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宮崎・小林にワイナリー「小林生駒高原葡萄酒工房」 2018年出荷分はほぼ完売

ワイナリー「小林生駒高原葡萄酒工房」支配人の押川郁子さん

ワイナリー「小林生駒高原葡萄酒工房」支配人の押川郁子さん

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 宮崎県産のブドウを使ったワインを醸造・販売するワイナリー「小林生駒高原葡萄酒工房」(小林市南西方、TEL 0984-25-2662)が、オープンして2カ月を迎えた。

2018「ん・ダモシタン」マスカットベリーA 樽熟成(現在は完売しておりカフェにてグラスワインのみ提供している)

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 オープン日は6月12日。運営は同市須木の「すきむらんど」で指定管理者を務めるNPK。同社は同市で農業生産法人「実りの265」を運営しており、2016(平成28)年にワイン用のブドウ栽培を始めた。翌年から同市東方で食用ブドウを使ったワインを醸造。オリジナルワイン「ん・ダモシタン」を出荷している。2018(平成30)年は自社醸造のマスカットベリーAなど7種合計約4800本を製造し、好評につき2018年の販売分はほぼ完売している。

 2019年はピノノワールやシャルドネ、メルローなどワイン専用品種を使ったワインも醸造予定。昨年度の倍となる約8000本の出荷を目指している。ワイナリーのほか、本社やコープ小林店、オンラインショップなどで販売を予定している。

 今回オープンした施設内には見学可能な醸造エリアと各種ワインが購入できるショップのほか、カフェも併設する。グラスワインの提供(500円~)やワインに合うつまみ、同市産の食材を使ったランチ(1,200円)などを提供している。

 ワイナリーでは今後、醸造所の見学をはじめさまざまなイベントの開催も予定。支配人の押川郁子さんは「ワインができていく工程を一緒に楽しんでほしいので、時期に応じて収穫体験なども行う予定。ワイナリーを通じて小林の魅力を発信し、県内外から多くの人が訪れてくれる施設を目指したい」と話す。

 営業時間は10時~16時。月曜・火曜定休。

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