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宮崎のスイートピー生産農家が「ドライスイートピー」 生花デザイナーとコラボ

スイートピー農家の高橋悟さん、高橋三佳子さんと、生花デザイナーの竹下末利子さん(写真中央)

スイートピー農家の高橋悟さん、高橋三佳子さんと、生花デザイナーの竹下末利子さん(写真中央)

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 たかはしスイートピー園芸(日南市北郷北河内)が7月24日、生花デザイナーとコラボ開発した新商品「ドライスイートピーのボトルフラワー」の販売を始めた。

ボトルに詰められた色とりどりのドライスイートピー

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 宮崎空港で現在開催している「みやざきサンシャインマーケット2019」で販売を始めた同商品。たかはしスイートピー園芸社長の高橋悟さんが育てたスイートピーを独自の方法でドライフラワーに加工し、ボトルに詰める。商品プロデュースは、生花デザイナーのローズペタル・竹下末利子さん(宮崎市阿波岐原町坊の下)が担当する。価格は1,880円。

 高橋さんは「スイートピーの販売シーズンは11月~3月末。通年にわたってアピールできる方法はないかと考え、ドライ加工に取り組み始めた。ドライアップする方法・期間、保管、パッケージ方法など数年かけて研究するうちに、生花のアピールというよりもドライスイートピーそのもの本体の魅力に気がつきのめり込んだ」と話す。

 「世間でほとんど流通していないドライスイートピーだが、鮮度が良いうちにドライにすれば肉厚で軸がしっかりして、色残りが良いものができると分かった。スイートピーの一番の魅力である香りもほのかに甘く残り、次はこの香りを楽しめるような作品が作れればと考えている。スイートピー生産量日本一の宮崎県で、魅力を一番理解している生産農家が率先して自らその魅力を伝えたい。これからも日南市からスイートピーの魅力を発信していければ」と意気込む。

 生花デザイナーの竹下さんは「以前から宮崎特産の花をもっと県外の方にも知ってもらえるお土産の形にできないかと思っていた。2年前に高橋さんと知り合い、今回縁あって商品化することになった。これから空港やホテルなどでの販売を通じて、生産量日本一の宮崎のスイートピーをお土産として広げていけたら」と話す。

 「みやざきサンシャインマーケット2019」は8月18日まで。

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