宮崎・都城市のパン専門店「quitterie(キトリー)」(都城市中町13、TEL 0986-66-8099)が5月5日、オープン1周年を迎えた。
店内ではケーキの販売も行う(3日前までの要予約で1,944円~、写真提供:quitterie)
「ハード系」と呼ばれるバゲットやカンパーニュ、エピなどを中心に、幅広い種類のパンを提供する同店。一番人気は、クロワッサン(205円)とバゲット(270円)で、土産用に買い求める客も多く、商品の予約も受け付ける。
同店を営むのは、都城市出身の松山梢さん、桂子さん姉妹。姉の梢さんは、福岡でカフェやレストランに勤めていたが、「手に職を持ちたい」とパン専門店に転職。その後、フランスのパリや東京での修業期間を経て、都城へUターンし、パティシエとしてケーキ店に勤めていた妹の桂子さんと共に独立した。現在は、ハード系のパンは梢さん、クリームを使ったパンやケーキなどは桂子さんが担当する。
松山梢さんは「店名の『quitterie』はフランスで女の子に付ける名前。フランスの街角にあるような、地元に愛されるお店をイメージした」と話す。
「店が1年たったことにびっくりしている。常連さんも多く来てくれてうれしい。パン業界に入ってからは10年以上たつが、まだまだ学ぶことは多い。これからも勉強を続けていきたい」とも。
営業時間は7時30分~18時。月曜・火曜定休。パンやケーキの予約は、電話もしくはインスタグラムから受け付ける。