宮崎市のビアバー「Beer Market BASE」(宮崎市上野町、TEL 0985-71-0348)が3月1日、宮崎市神宮東にクラフトビール醸造所「BMB Brewery」のタップルームをオープンした。
同所では醸造所で作ったビールを飲むことができる。既存の建物の解体から内装や設備の組み立て・設置まで全て、10カ月かけてスタッフの手で行った。
店主の松田温郎さんは「20歳で飲食業界に入り、クラフトビールの店を始めてから『自分たちでビールを造ってみたい』という気持ちがあったが、技術不足や資金不足でなかなか挑戦できずにいた。その後現在の醸造所醸造長と出合えたことや十分な設備を安価で購入できたことで、ようやく夢が実現した」と話す。タップルーム開設に当たっては、クラウドファンディングを活用した。
店内では「BMB Brewery」オリジナルのクラフトビールを楽しむことができる。宮崎のフルーツなどを使い、シーズンごとに新しいメニューも提供する。
松田さんは「酵母がビールを造ってくれるので、私たちはその環境を整えることが一番の仕事と考えている。課題は見えているので、レシピを改良し、もっとおいしいビールを提供していきたい」と意気込む。
営業時間は10時~17時。飲食持ち込み可(ゴミ処理代として要別途100円)。