グランピング体験イベント「まちなかグランピング」が11月3日、宮崎市の「若草HUTTE（ヒュッテ）」（宮崎市橘通東3、TEL 0985-41-5359）で、オールナイトで開催される。

「若草HUTTE」の店舗内をグランピング仕様にする（テントの設営イメージ）

　主催は宮崎市で野外イベントなどを手掛ける玉田彩香さん。企画のきっかけについて、玉田さんは「グランピングに興味がある人は多いが、実際にやったことがある人は少ない。何となく敷居が高そうな印象があるため、街なかで気軽に体験できればと考えた」と話す。

　当日は店舗の1階・2階を貸し切り、ティピー型（円すい形）のテント2張を設営。テント内は寝室仕様にデザインし、テント外にはアウトドアテーブルやチェアなどを用いてリビングのような空間も設ける。テントは事前予約で深夜帯の貸し切り利用に対応する。

　空間のプロデュースは、宮崎でキャンプ事業を手掛ける「ノマドリ」の代表・大塚真言さんが務める。大塚さんは「グランピングの魅力はキャンプの開放感に、おしゃれさ、ときめき感などのワクワクがプラスされている点。その魅力を参加者が体感できるよう、居心地の良い空間づくりにこだわっている」と話す。

　併せて、料理研究家の井口タクトさんが手掛けるビュッフェ形式の食事を提供したり、ゲームクリエーター・平川らいあんさんのボードゲーム体験会なども予定する。玉田さんは「いろいろなコンテンツを用意しているので、参加者にはそれぞれ自由な楽しみ方で過ごしてほしい。またアウトドアの世界に触れるきっかけにもなれば」と話す。

　開催時間は19時～翌9時（18時30分開場）。参加費は夕・朝食の2食付きで5,000円。20人限定。