景清廟・下北方町自治公民館(宮崎市下北方町)で10月14日、「景清フェスタ」が開催される。
宮崎市下北方町は、平家武士の平景清ゆかりの地と伝えられる。景清は源氏に捕らえられた後、出家して日向に流されたが、源氏への復習の念を絶やさず、自ら両目をえぐったという伝説が残る。下北方町にある「景清廟」は景清が葬られた場所とされ、娘の人丸の墓もある。
平景清の威徳をしのんで開催する「景清フェスタ」の会場では当日、大宮地区に伝わる「下北方六月踊り」、「The☆花まる・にっぽん」による演奏などを行うほか、大宮小学校と池内小学校の児童が「清景伝説と宮崎城にまつわる紙芝居」を披露する。
物販ブースでは、特産の「下北葉隠し柿」「池内米」などを使った商品販売、「柿の葉すし」の振る舞いや抽選会も行う。抽選券配布は11時~(なくなり次第終了)。
主催者の宮崎公立大学・永松敦教授は「当日は隣接する山之口町から『山之口麓人形浄瑠璃保存会』を招き、浄瑠璃についてもお話しいただく。ぜひ足を運んでほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~15時。