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新富に「辛麺屋かぐら」 店主はアパレル業界から転身、実家の味も継承

辛麺(写真提供=辛麺屋かぐら提供)

辛麺(写真提供=辛麺屋かぐら提供)

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 ラーメン店「辛麺屋かぐら」(児湯郡新富町三納代、TEL 0983-32-1525)が新富町チャレンジショップ内にオープンして、9月11日で2カ月がたった。

てげとま(写真提供=辛麺屋かぐら提供)

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 店主の岩切孝平さんは東京でアパレル業界に従事した後、家族でUターン。実家の辛麺屋で修業を積む中で独立の夢を持つようになった矢先、チャレンジショップの募集を知ったという。長年抱いていた「自分の店を持ちたい」との思いを実現するため応募。岩切さんは「店名は、まな娘の名前に由来している。家族への愛情と感謝の思いを込めた」と話す。店内は、カウンター3席、テーブル16席を備える。

 提供する辛麺は実家の味を継承しつつ、さまざまな店舗での食べ歩きを重ね、現在の味を確立したという。看板メニューは「辛麺(中辛)」(900円)。辛さは5段階から選択可能で、辛いものが苦手な人や子ども向けの「ゼロ辛」から、辛いのが好きな人のための「大辛」「特辛」まで幅広く用意する。8月に登場した新メニュー「てげとま」(1,000円)は、トマトの酸味と生クリームのコクが合わさったトマトクリームラーメン。「1日限定10食なので、早い時間での来店がお勧め」と岩切さん。テイクアウトも可能。

 岩切さんは「一杯一杯丁寧に作ることを大切にしている。日本一の辛麺屋を目指したい」と意気込む。「将来的には、関東や妻の地元である新潟での出店も視野に入れているが、まずは現在の店で軌道に乗せることに注力したい。お客さまの声を大切にしながら、新メニューの開発にも挑戦していきたい」とも。

 営業時間は11時~15時。水曜定休。

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