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「宮崎キネマ館」で短歌トークイベント 県内の若手歌人7人が短歌の魅力語る

(写真右から)「宮崎キネマ館」支配人の喜田惇郎さんと「宮崎大学短歌会」の井口寿則さん

(写真右から)「宮崎キネマ館」支配人の喜田惇郎さんと「宮崎大学短歌会」の井口寿則さん

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 映画「幾春(いくはる)かけて老いゆかん 歌人馬場あき子の日々」の公開を記念して8月6日、「宮崎キネマ館」(宮崎市高千穂通り1、TEL 0985-28-1162)でトークイベント「馬場さんのうた わたしのうた」が開催される。

トークイベントのチラシ

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 8月4日から上映する同作品は、少女時代から短歌に親しみ、これまで1万首以上もの短歌を詠んできた歌人・馬場あき子さんの1年間を追ったドキュメンタリー作品。「老いとは何か」「成熟とは何か」を問いかける内容となっている。

 イベントでは高校生や大学生など県内の7人の若手歌人を招き、自身の短歌やそれぞれが選んだ馬場さんの歌と魅力について解説する。

 イベントに登壇する「宮崎大学短歌会」の井口寿則さんは、短歌の魅力について、「伝えたい思いを短歌の定型に当てはめていく中で、短歌との共同作業で表現を作り出していく感覚がある」と話す。「県内で短歌に携わる人が多く集まるイベントだからこそ、観客も登壇者も多くの学びがあると思う。短歌の魅力が伝わるようなイベントにしたい」と期待を込める。

 同館支配人の喜田惇郎さんは「馬場さんの凛(りん)とした歌と若い方のみずみずしい感性が響き合うようなイベントにしたい。参加する人たちには短歌の奥深さをより感じてほしい」と話す。

 上映時間は12時30分~14時30分。同イベントは14時30分~15時30分。料金は、一般=1,900円、シニア=1,200円、子ども=1,000円、大学生=1,500円。

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