西洋料理店「ア ビアント」(宮崎市橘通東3、TEL 0985-72-9261)がオープンして、7月13日で1カ月を迎えた。
高岡町出身のオーナーシェフ・渡邊千雅さんは、大阪の調理専門学校に通った後フランスに渡り、料理を学んだ。帰国後は東京や宮崎のフランス料理店に勤務。渡邊さんは「にぎやかでカジュアルな西洋料理店を宮崎でも浸透させたいと思った」と話す。席数は、カウンター=6席、4人がけテーブル=4席。
店名はフランス語で「またね」「また会う日まで」などを意味する、楽しい時間を共有し合った人たちが使う別れの言葉。「お客さまにすてきな時間や楽しい時間を過ごしてほしいという思いを込めた」と渡邊さん。
店内では「都萬牛のロースト」(2,800円)、「ワカサギのエスカベッシュ」「キャロットラペ」(以上600円)など、フランス料理を中心にヨーロッパの料理を提供する。パスタやリゾットはメニューを定めず、客との会話や要望を踏まえて提供する。
渡邊さんは「今後は、個人的に好きなクリーム煮などの煮込み料理をさらに増やしていきたい。デザートにも力をいれていく予定」と話す。
営業時間は、ランチ=11時~14時、ディナー=18時~22時。日曜の午後と月曜定休。