宮崎市に居酒屋「肉汁爆発ゆで餃子(ギョーザ)ゆでナンコツ おとん宮崎本店」(宮崎県宮崎市橘通西3、TEL 0985-89-4470)がオープンして1カ月がたった。
注文時には必ず注意喚起をするほど肉汁があふれ出てくるという「肉汁爆発ゆで餃子」
飲食店を運営する「藤ノ家」(宮崎市)が手がける同店。店長の川平翔太さんは「2021年の年間ギョーザ購入額で日本一になった宮崎市で、今までに食べたことがないようなギョーザと『ゆでナンコツ』を店の看板メニューにして新しい風を吹かせたいと思った」と店のコンセプトを話す。席数は、カウンター6席を含む48席。
店名にもなっている「肉汁爆発ゆで餃子」(4個=880円~)は、オリジナルの耐熱鍋で厚めの皮のギョーザをパイタンスープで煮込むことで、スープを含ませたギョーザを熱々の状態で提供する。もう一つの看板メニュー「ゆでナンコツ」(480円)は、ポン酢、ニンニクみそ、しょうゆたれの3種類のソースから選ぶことができ、毎日約2時間かけて国産の豚の軟骨をトロトロに煮込んでいるという。
ほか、ゆでたてのジャガイモを丸ごと1個客自身がすり鉢でつぶして作る「おとんのポテトサラダ」や「しあわせ瓶プリン」(以上380円)を用意。ドリンクは契約農家から直接取り寄せたレモンなどのかんきつ類をスロージューサーで皮ごとすりつぶして作る「クラフトレモンサワー」、期間限定で旬のかんきつ類を使った「クラフト柑橘(かんきつ)サワー」(以上550円)なども。ほぼ全てのメニューが90分間1,100円で食べ飲み放題となるテラス席「キセキノセキ」も、1日1組(3人まで)限定で用意する。要電話予約。
川平さんは「お客さまが笑顔で帰ってもらえるような営業を続けていくことで、コロナ禍で落ち込む宮崎の街に昔のようなにぎわいを取り戻したい。同店が食の分野を盛り上げるきっかけになれたら」と意気込む。
営業時間は18時~23時。日曜定休。