宮崎市の「若草HUTTE」(橘通東3、TEL 0985-41-5359)で7月14日、これからの教育のありかたについて考える映画上映イベントが開催される。
教育ドキュメンタリー映画「Most Likely to Succeed」は宮崎初上映
同イベントは日南市在住の教育・研修プランナー川原祥子さんと、宮崎市在住で教育シミュレーション「ワールドピースゲーム」の実施・普及を全国で行う谷口真里佳さんが主催。谷口さんは、「東京で『Most Likely to Succeed』というアメリカの教育ドキュメンタリー映画を見たことが今回のイベント開催のきっかけ。宮崎に移住し、こういう映画を面白いと思ってくれる人がどれくらいいるのだろうと興味を持ったと同時に、イベントを通して宮崎の教育関係者に会ってみたいと思った」と話す。
同イベントで上映する「Most Likely to Succeed」は、宮崎では初上映となる作品で、AIやロボットが生活に浸透する中、21世紀の子どもたちに必要な教育とは何かを考えるドキュメンタリー映画。川原さんは「社会が変化する中で、これまで積み重なった従来通りの教育をそのまま続けるのか、それとも新しい教育に懸けてみるのかということを、大きな問いとして投げ掛けられている映画。まずはさまざまな教育の仕方や考えがあることを知ってもらうきっかけになれば」と話す。
同イベントでは映画の上映後、参加者同士が意見を出し合うディスカッションの場を設ける。谷口さんは「教育は学校の先生や保護者だけが頑張るものではなく、周りにいる教育プレーヤーと協力することによって、できることが増える。学校関係者はもちろん、保護者や学生などさまざまな人たちに来てもらいたい」と話す。
開催時間は15時~18時。参加費は大人=2,000円、大学生=1,000円、高校生以下=500円。申し込みはフェイスブックページで受け付ける。