家庭料理とテイクアウト総菜の店「東山」(宮崎市橘通東1、TEL 0985-72-9006)がオープンして1カ月がたった。
イタリアンとフレンチの店「地中海ダイビング『Musuhi』」(宮崎市)を運営する「ムスヒ」が3月10日にオープンした同店。市がまん延防止等重点措置に適用されていたことから、テイクアウト総菜部のみ2月にプレオープンしていた。現在はランチ、ディナーも提供している。社長の三浦真紀さんは「ご飯とみそ汁という日本人の基本的な食事を大切に、羽釜で炊いたご飯をおいしく食べてもらえるよう、おかずも選んで提供している」と話す。
ランチメニューには、小鉢(9品)、肉料理、魚料理、羽釜ご飯、みそ汁の「お昼の膳」(1,800円)と、10食限定「ビジネスランチ」(990円)を提供する。ディナーには前菜(4品)サラダ、一品料理、肉料理、天ぷら、ご飯、みそ汁、デザートを提供する3,500円のプランに加え、「フリードリンクAプラン」(4,000円)、「フリードリンクBプラン」(5,000円)も用意。
テイクアウト用総菜は、約30種類を用意する。「カネナ味噌(みそ)」の麹(こうじ)を使った「納豆麹」、「地鶏の里 名古屋コーチン」の「とろり煮卵2個」、「無添加カネナ味噌」を使った「具だくさん味噌汁」「ごぼうのきんぴら」「千切り大根」「ピリ辛なめ茸(たけ)」(以上300円)、「羽釜ご飯」(小=150円、大=200円)、「地鶏の里 名古屋コーチン」の「だし巻き卵」「肉どうふ」(以上400円)、「チキン南蛮」「肉じゃが」(以上500円)、「スペアリブ」「観音池ポークのとんかつ」(以上700円)などをそろえる。店内には「作りたて待ち時間表」を掲示。事前の電話予約でも、作りたてを提供する。
三浦さんは「母の旧姓の『東山』を店名にした。家紋が橘(たちばな)なので店を構える橘通りにもピッタリだと思い、店の看板に採用している。大淀川が見渡せる落ち着いた店なので、ロケーションを楽しみながら、コロナ疲れを癒やしに、ゆっくり過ごしてほしい。カウンター席もあるので1人でも気軽に足を運んでほしい」と話す。
営業時間は、11時30分~14時30分、17時~21時。テイクアウト総菜はランチ営業とディナー営業の合間に販売する。火曜定休。