「油津レッドマルシェ」が2月11日・12日、日南市の油津商店街の「油津Yotten」(日南市岩崎3、TEL 080-9054-4339)前で開催される。
日南市は、プロ野球・広島東洋カープの春季キャンプを迎え入れて今年で60周年を迎える。同商店街では毎年、春季キャンプシーズンに合わせてイベントを開いていたが、昨年は無観客でのキャンプ実施となり、2年ぶりのイベント開催となる。主催する油津応援団の河野麗華さんは「キャンプが行われる天福球場でも飲食店の出店はあるが、コロナ禍ということもあって例年よりも飲食スペースの座席数が少なく、スタンドでの飲食もできない。そこで今年は商店街で飲食スペースを設けられたらと思い、企画した」と話す。
当日はうどんやヤンニョムチキン、ホットドッグ、タコライスや「もずくの天ぷら」を提供する沖縄料理などの5台のキッチンカー、日南市内で露店屋台を営業する4店舗が出店。地元の飫肥(おび)杉を使ったカープ60周年記念バッジなどを製作する「ギフトショップマエダ」、無農薬のフレッシュトマトやドライトマトを販売する「クリムゾンフィールド」、11日のみパパイアドレッシングを販売する「パパイヤ王子」が出店する。油津商店街のコミュニティースペース「油津Yotten」では今までのキャンプ期間中に製作してきたオリジナルTシャツを割安価格で販売する。
河野さんは「油津は広島東洋カープのキャンプ地として今年60周年を迎えて『ありがとう、カープ。これからも、このまちで、ずっと』というキャッチフレーズで今年のカープキャンプを街全体で盛り上げている。油津Yotten内には『カープ館』もありファンの方に喜んでもらえる資料や展示品もある。マルシェは18時まで開催しているので、キャンプを楽しんだ後は真っ赤なカープロードを通って油津商店街の散策も兼ねて立ち寄ってもらえたら」と笑顔で話す。
開催時間は12時~18時。