みやざき農業体験型恋活イベント「ふぁーまっち」が12月11日、オンラインで開催される。主催は宮崎市農業委員会事務局。
農業体験をした後、参加者同士の交流会を行う農業体験・婚活イベントを開催していた同団体。一昨年、昨年と新型コロナウイルスの影響で中止となっていた。今年は新型コロナ禍で人が集まれない中でも、農業者の出会いの場を提供しようと初のオンライン開催を決めた。
農業体験は、マンゴー農家とミニトマト農家を取材し制作した動画を視聴する。オンライン会議システム「Zoom(ズーム)」を使い、動画で農業の実際を伝える。オンラインでもよりリアルに感じてもらうため、参加者女性にはマンゴーゼリーとミニトマトを事前に届ける。
農業体験後は、「SpatialChat(スペーシャルチャット)」というビデオチャットツールを使い、参加者同士の交流を図る。相手とのアイコンの距離感によって音声の大きさが変わるため、ズームよりもリアルに近いコミュニケーションができるという。
参加男性は、宮崎市内で農業を営む20~40代の農業従事者。現在、参加女性を募集している。宮崎市農業委員会事務局の崎原友子さんは「初のオンライン開催で自宅から気軽に参加できるので、農家さんと出会いたい女性や農業に少しでも興味のある女性に参加してほしい。コロナ禍でも楽しい出会いの場を提供するとともに、宮崎の食を支える農業を活気づけていきたい」と話す。
募集対象は、宮崎県内に住む20~40代の独身女性。参加無料。定員は10人(定員になり次第締め切り)。申し込みは、氏名、生年月日、住所、電話番号を書いてメールで送る。