テークアウト専門店「元祖大阪の味 たこ焼き絆」(宮崎市吉村町曽師前甲、TEL 080-4696-0586)が 8月24日、宮崎市にオープンした。
店主の萱野智弘さんは大阪府出身。知人が開いたたこ焼き店を手伝うため、2010(平成22)年に宮崎に移住した。たこ焼き店を中心に飲食業界のキャリアは約25年。地元大阪のたこ焼きの味を宮崎の人、特に学生や子どもに食べてほしいと学校の多い場所に店を構えた。
「ソース」「ネギ」「しょうゆ」「ネギしょうゆ」「塩」「ネギ塩」と、それぞれにマヨネーズを加えた計12種類のメニューを用意する。いずれも価格は12個入り=500円、18個入り=750円。萱野さんは「ネギなど苦手な食材を避けられるように、具材はタコと揚げ玉のみにして、お客さまが好きな味を選べるメニューにした」と話す。一番人気の「ソース」は大阪のたこ焼きでよく使われるソースを仕入れ、子どもでも食べやすいように甘めの味にブレンドしている。「お酒と相性が良く、おつまみに最適」という「塩」は、別添えにした沖縄の塩「ぬちまーす」を付けて食べる。
このほか「素焼き」も販売している。ソースなどがかかっていないたこ焼きで、そのままで食べるほか、ポン酢など家庭にある調味料を付けたり、油で揚げたりして味わえるという。「大阪では定番の『素焼き』。すぐに食べない場合は冷凍し、電子レンジで温めればいつでも食べられる。食べ方の広がりがあってお薦め」と萱野さん。「事前の電話注文も受け付けている。今後は冬場のたい焼きや、大阪の味・いか焼きの提供も視野に入れている」とも。
営業時間は11時~21時。