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宮崎のロケーションフォト「ナイスライフフォトグラフ」が6周年

ナイスライフフォトグラフを立ち上げた稲葉茂徳さん

ナイスライフフォトグラフを立ち上げた稲葉茂徳さん

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 宮崎でロケーションフォトをメインに事業展開する「ナイスライフフォトグラフ」(宮崎市高岡町)が7月、創立6周年を迎えた。

スタジオ写真の希望者にはMUKASA-HUB2Fで撮影も行う

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 個人向けに家族や結婚写真などのライフイベント撮影をメインに行う。立ち上げた稲葉茂徳さんは、宮崎のフォトスタジオで9年キャリアを積んだ後、独立。2015(平成27)年7月1日に創業した。現在は稲葉さんを含めた3人で活動している。チームメンバーは個々でも活動しており、企業や自治体などに向けた広告や動画の撮影も行っている。

 撮影スタイルは、各地に出向き撮影する出張型のロケーションフォトをメインにしている。稲葉さんは「桜やコスモスなどといった季節ならではのシーンと、宮崎ならではのシチュエーションを踏まえて、家族写真や記念写真を撮りたいと、このスタイルを採用した。お客さまからの評判も上々で、口コミなどから認知も広がっている。最近では、宮崎のロケーションを求めて、わざわざ県外からのフォトウェディングの依頼も増えている」と話す。

 宮崎では珍しいロケーションフォトをメインに据えた理由を、稲葉さんは「今はスマートフォンで、誰でもきれいに写真が撮れる時代。一方で、相対的に写真の価値が下がってきていると思う。ロケーションフォトは体験という価値が生まれるため、そこに付加価値を見出した」と話す。「ロケーションフォトは、光を見ながら広い画角で撮れたり、下からあおって空を撮れたり、いろいろな角度から撮ることができるのも魅力」とも。

 実際の撮影の方法は、事前にメールなどを通じて打ち合わせを行い、当日に現地集合する。撮影中のコミュニケーションを大切にしている稲葉さんは会話などを交えつつ、その場所の景観を生かしながら撮影を行う。1回の撮影で100枚以上を撮影し、編集したのち、後日DVDやクラウド経由など希望に応じた形のデーターで提供する。

 稲葉さんは「今後は写真教室などの企画やイベント、一眼レフを利用した動画サービスにも力を入れていきたい」と話す。

 料金は撮影時間40分=2万4,200円(宮崎市外は交通費として別途4,500円~5,500円)。問い合わせは、ホームページやインスタグラムで受け付ける。

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