喫茶店「唐変木」(都城市志比田町、TEL 090-8295-5677)が5月1日、移転オープンした。
2013(平成25)年4月25日、「市場の駅」にオープンした同店。建物の取り壊しが決まったことをきっかけに、都城公設卸売市場に8月グランドオープン予定の「セボンチマルシェ」内に移転した。同店の松山慶一郎さんは「以前の店舗はオープンの準備に5年の年月をかけた。開店後まだ8年しかたってないのに移転することになり、寂しい気持ちもあった」と話す。
店内ではコーヒー専門店「備長炭焙煎(ばいせん) 中村珈琲(コーヒー)」(三股町)の、宇納間産の炭で焙煎した豆を採用。松山さんがおいしいと感じたという都城の水を使い、ハンドドリップ式で提供する。メニューは「ブレンド珈琲」「アイス珈琲」(以上300円)、「ブラジル」やエチオピア産の「イルガチェフェ」(以上350円)など。店の常連の男性客は「今日はほかのコーヒー店にも寄って来たが、ここは通いやすい」と話す。
松本さんは「新店舗では店の前を車が通行できるようになり、今後はドライブスルーも計画している。都城公設卸売市場は『セボンチマルシェ』ができることで、雰囲気も変わると思う」と話す。
営業時間は10時~15時30分。水曜・日曜定休。