宮崎県日南市の家庭料理をメインに提供するレストラン「TONARI(となり)」(日南市岩崎3)がオープンして2カ月を迎えた。
市内の堀川運河沿いに店舗を構える同店。同市名産の飫肥(おび)杉を使い、ほぼDIYで完成させた店内には、カウンター15席と10人ほどで利用できる個室を備える。店主の菊池孝明さんは東京都出身で、オーストラリアでの生活を経て、現地で出会った婚約者の麻梨さんと共に日南市に移住した。菊池さんは「日南市はサーフィンなどのマリンスポーツの環境に恵まれており、温かい人が多く、居心地の良かったことが移住の決め手になった」と話す。
メニューは化学調味料を使ない家庭料理をメインに提供する。ほぼ日替わりというランチメニューは700円台で統一している。菊池さんは「人々が集い、リラックスできお互いを尊重しながら幸せな時間を過ごせるような店にしたい。夜も営業しているが自然食の定食が中心に提供しているため、小さなお子さんを持つ家族連れの来店も増えている。隣の家に行く感覚で地元の人にも気軽に立ち寄ってもらいたい」と話す。
営業時間は、12時~15時、18時~21時。