宮崎市青島のソーシャルシェアハウス「アオシマアパートメント」(宮崎市青島2、TEL 050-3707-5229)がオープン3カ月を迎えた。
オーナーの宮木章太さんは東京都の出身。シェアハウスを運営するため、宮崎と東京の2拠点生活を送っている。宮木さんは「元々は別事業の関係で宮崎がどんな土地なのかをリサーチしていたところ、自分自身がこの土地に魅力を感じるようになり、シェアハウスのオープンを決めた。場所は日南や内海なども候補に挙がっていたが、県外から来る人も行き来がしやすいことや、初心者サーファーにも入りやすいサーフポイントが近いことなどを加味して、青島を選んだ」と話す。
設計・建築は宮崎市の越山設計事務所が担当。1階の共有ラウンジ・カフェスペースは吹き抜けになっており、採光に優れた設計となっている。建物内に併設のカフェバー「カフェ モニュマンブリュー」のスペースには、コの字型カウンターを設置。カフェバーは、誰でも訪れることができる。2階にはコワーキングスペースや会議室もあり、居住スペースは全室が個室でプライベートを確保できる造りを採用した。
宮木さんは「宮崎は食もおいしいし、人も親切で優しい。サーフィンやゴルフはもちろん、グランピングやボルダリングも楽しんでもらうことができるので、リモートワーカーが増えているこの時代だからこそ、ぜひ活用してほしい。都会とは時間の流れが違うので、日頃の疲れを癒す旅の拠点として使ってもらえたらうれしい。また、教育コンテンツはもうあふれているが、ここではオフラインで出会う人たちの中からコーチやメンター、チューターのような存在を見つけ、内弟子のような関係性を築いていってもらえればと思っている。お互いにサジェスチョン(示唆)し合える人が集まるようなコミュニティーができることが理想」と話す。
受付時間は9時~22時。滞在可能日数は最大で1カ月のうち15日。家賃は3万3,000円。