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宮崎に「辛麺屋輪 松山町店」 量が少な目ハーフメニュー用意。テークアウト対応も

トマト辛麺

トマト辛麺

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 「辛麺屋輪(りん)松山町店」(TEL 0985-40-1280)が4月26日、宮崎市松山にオープンした。

豚なんこつ

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 「ラウンジ『アンジェリック』」(宮崎市)代表の松岡正幸さんと、食堂「やよい軒 都城都北店」社長の柳沢静修さんが共同出資して開店した同店。松岡さんは「アンジェリック」に11年間携わり2019年9月、代表に就任。昨年4月の緊急事態宣言を受け休業が続く様子をSNSで知った柳沢さんが、心配して松岡さんに声を掛け、互いに話し合ううちに「宮崎県延岡市発祥の辛麺を提供する店を一緒に出そう」と合意。松岡さんを代表に立て、新店出店にこぎ着けた。松岡さんは「私が店のPR活動を行う一方で、柳沢さんがフード指導などを行った。互いに得意な分野を担当することでスムーズに出店できた」と話す。

 席数は、カウンター席6席、テーブル席4席の計10席。主力メニューの「辛麺(からめん)」(750円~)は、牛肉・豚肉・鶏ガラで仕上げたスープに、卵、ニラ、ひき肉をトッピングする。辛麺の辛さは0~25倍を用意し、別料金で辛さの段階調整に対応する。麺は客の好みに合わせ、モチモチ食感が特徴のちぢれ中華麺、そば粉を使いヘルシーに仕上げたこんにゃく麺の2種類を用意する。

 子どもや女性客も注文しやすいよう、量少な目のハーフサイズも100円引きで提供する。「スープの辛さは、トウガラシの分量を独自の配合でマイルドに仕上げているため、5倍の辛さでもおいしく食べられるように作っている」と松岡さん。「スープは味わって飲んでもらえるよう、片栗粉でとろみをつけ、丸ごと入れたニンニクも匂いがあまり出ない工夫をしている」とも。

 メニューは、「辛麺」をはじめ、煮込んだトマトソースで辛麺をマイルドに仕上げたという「トマト辛麺」(850円~)、圧力鍋でトロトロに煮込んだ「豚なんこつ」(500円)の3種類を用意。トッピングは、「たまご増」(50円)、「バター」「チーズ」「ニラ増」(以上、100円)、「ひき肉増」(150円)を用意する。メニューは容器代プラス50円でテークアウトにも対応する。

 松岡さんは「宮崎牛、地鶏、釜揚げうどん、チキン南蛮、レタス巻きを提供する店が並ぶこのエリアに、宮崎名物がそろう店として、当店をオープンした。店名『輪』の由来である『みんなで輪になろう。つながろう』を経営コンセプトに、今後も助け合いながら、地域の皆さまに愛される店にしていきたい」と話す。

 営業時間は、11時~14時、17時~翌3時。定休日はインスタグラムで告知する。

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