イオンモール宮崎に入る「未来屋書店 宮崎店」(宮崎市新別府町江口、TEL 0985-77-7507)が現在、宮崎市フェニックス自然動物園とコラボレーションしたブックカバーを配布している。
ヒダカマコトさんによるブックカバー。ヒダカさんの推しはアメリカバイソン(画像提供=未来屋書店宮崎店)
同店の店長、高橋祐介さんが考案した同企画。ショッピングモールにある書店の集客力を生かし、コロナ禍で来場者が減る同園を応援したいと企画した。高橋さんは「コロナでみんなが苦しい中、宮崎を応援しようと次々と取り組みを始める人たちがいた。その姿を見て、当店も何かできないのかとずっと考えていた」と話す。店にポスターを掲示する案もあったが、より多くの人に喜んでもらいたいと、オリジナルのブックカバーを制作。高橋さんは「ブックカバーを手にしたお客さまが動物園を思い出してくれたり、実際に足を運ぶきっかけになったりするとうれしい」と話す。
ブックカバーは文庫本サイズ。アジアゾウやコフラミンゴなど、同園にいる24種類の動物たちの本を持った姿を描く。ブックカバーのデザインを手掛けたのは、県内在住のイラストレーターのヒダカマコトさん。ヒダカさんは「フェニックス自然動物園は自分が幼い頃に行ったり、娘が小さいときに連れていったりと楽しい思い出がたくさんある場所です。ブックカバーを見た人が動物園に遊びに行きたいなと思ってくれたら、すごくうれしいです」(原文ママ)とコメントを寄せている。
高橋さんは「いろいろな動物が描かれたカバーを見て、皆さん『かわいい』と言って付けてくださる。ブックカバーを通して少しでも楽しんでもらえたらうれしい」と話す。
ブックカバーは「未来屋書店 宮崎店」のほか、市内7店舗で配布。無くなり次第終了。