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宮崎市にコーヒースタンド「AND COFFEE」 朝7時から営業

(左から)「ブラックラテ」「抹茶ラテwithエスプレッソ」(以上600円)

(左から)「ブラックラテ」「抹茶ラテwithエスプレッソ」(以上600円)

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 宮崎市のコーヒースタンド「AND COFFEE」(宮崎市清水町3)がオープンして1カ月がたった。

グレーを基調としたシンプルな外観

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 2月23日にオープンした同店。店主の甲斐久美子さんは「もともとコーヒーが好きで、宮崎を含めいろいろなコーヒースタンドを回っていた。すてきな店を見ているうちに、宮崎にない雰囲気の店を作れば、お客さまに楽しんでいただけるのではないかと考え始めた。実際に訪れる方々にもそう言っていただくことが多く、都会のコーヒースタンドのような雰囲気を感じていただければ」と話す。

 内装は設計事務所などには頼まず、店主やスタッフたちが施工業者と直接やりとりして作ったという。デザインのベースとなった店内のカウンターは、モルテックスを使ったもの。モルテックスを扱う職人は宮崎に2人しかおらず、門川町の日高興行に依頼したという。

 甲斐さんは「デザインでもそうだが、『余白』がとても大事だと考えている。物を置くのが個人的にあまり好きではないし、無機質なものが好きなので、自分たちの思う洗練された空間をイメージして設計した。通っていただく方もおしゃれな方も多く、通勤前に歩いて訪れる方や、学生さんなどさまざま。朝7時から営業しているので、お客さまのライフスタイルに合わせて利用いただければうれしい」とも。

 メニューは「ブラックラテ」「抹茶ラテwithエスプレッソ」(以上600円)など。コーヒー豆は、求めている味を再現できる焙煎(ばいせん)所を探し、京都の焙煎所に依頼している。甘みがあって酸味の少ない、ラテなどに合うような深いりの豆をブレンドしている。コーヒーを飲まない人のために、アレンジメニューも用意。「焦がしロイヤルミルクティー」(600円)は、茶葉から抽出した本格的なロイヤルミルクティーにクリームをのせ、表面をカラメリゼしたもの。「ほうじ茶ラテ」(500円)のほうじ茶は福岡県八女市のものを使い、注文時に丁寧に抽出している。

 甲斐さんは「宮崎のコーヒースタンドではあまり出していないようなメニューを用意しており、新しいメニューも常に考えているので、リピーターの方にも飽きずに通っていただけるような店にしていきたい。女性だけで経営している店ということもあり、『癒やされる』『店員さんが優しい』という言葉をよく頂く。今後も女性ならではの気配りや、清潔感を大事にしていきたい」と話す。

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