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宮崎の文化ストリートに居酒屋「木」 京都で修業積んだ店主が営むコの字カウンター店

「恥ずかしいが、人と話すのが好き」とカウンターの魅力を語る植木さん

「恥ずかしいが、人と話すのが好き」とカウンターの魅力を語る植木さん

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 居酒屋「酒と肴 木」(宮崎市橘通東3、TEL 0985-26-1525)が宮崎市の文化ストリートにオープンして1カ月がたった。

看板メニューの牛もつみそ煮込み

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 昨年12月21日にオープンした同店。宮崎出身で店主は植木森大郎さんは、20代はロックバンドのドラマーとして福岡や東京で活動。その後、東京や京都で料理人としての修業を積み、40歳でUターンし同店をオープンした。植木さんは「繁華街のニシタチではなく、あえて若草通りのアーケードから奥まった場所にある『文化ストリート』を店の場所として選んだ理由は、路地裏に入っていってぽっと明かりがともっている店を開きたかったから」と話す。

 店内にはコの字型カウンターに14席を備える。「上も下もない関係で、互いに気を遣わずに一人でも落ち着いて飲めて、ライブ感がある場所にしたかった。グループでテーブルを囲み仲間内で盛り上がる居酒屋スタイルとは異なる、店と客の適度な距離感を心地よいと感じる層を掘り起こしたい」と植木さん。

 看板メニューは煮込みとおでん。植木さんは京都時代に地元住民でにぎわう居酒屋「にこみ 鈴や」で働いていたこともあり、同店で煮込みを出すに当たり試行錯誤を重ね、京都からの取り寄せたものを含む複数のみそを使う。日本酒は、植木さんがこれまで全国の飲み屋を回って気に入ったものをそろえた。植木さんは「宮崎ではなじみが薄い金宮焼酎を使ったサワーも味わってほしい」と話す。

 営業時間は16時~23時。水曜定休。

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