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宮崎のフレンチビストロが移転1周年 県産ジビエメニューも充実

店主の八田淳さんと妻の菜美さん

店主の八田淳さんと妻の菜美さん

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 宮崎のフランス料理店「ふらんす食堂 Bistroマルハチ」(橘通東2、TEL 0985-72-6862)が5月1日、延岡市から移転して1周年を迎えた。

赤ワインに1カ月漬け込んで仕上げた「シャランの窒息鴨 赤ワイン煮込み」(2,300円)

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 フランスで4年半にわたり修業を積んだシェフ・八田淳さんが営む同店。フランスから帰国後は東京の高級ホテルなどで統括料理長などを務め、生まれ故郷である延岡で5年前に店をオープンした。

 同店はフレンチを気軽に楽しめるアラカルトスタイルで、名物は野菜にたっぷりとかける「ラクレット」(1,980円~)。他にも旬の食材を使用したテリーヌやパテ・ド・カンパーニュなども用意する。八田さんは「移転から半年ほどしてようやく自分の色が出せるようになってきた。1周年を機に、フランスで学んだ本場に近い料理を出していきたい」と、メニューも一新する予定だという。

 また、同店では宮崎県西米良村で獲れたシカやイノシシを直接仕入れ、食材にあわせたメニューで提供する。八田さんは「宮崎はジビエも優秀な食材。特にシカはこれから夏にかけて旬を迎えるので、ぜひ一度味わってほしい。食事を楽しみ、レスト(休憩)できるようなお店にしていきたい」と話す。

 営業時間は18時~22時30分。日曜定休(不定休あり)。

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