宮崎駅前商店街、通称「あみーろーど」で現在、30店が参加して「阿弥陀スタンプラリー」が開催されている。
空襲で街中焼け野原になっても唯一無傷で残っていたという阿弥陀仏像
通称「あみーろーど」の由来は、商店街内に太平洋戦争中に空襲で街中が焼け野原になっても、唯一無傷で残っていたと伝えられている阿弥陀如来像を祭る阿弥陀堂があるため。スタンプラリーでも、ポスターやスタンプカードのデザインに阿弥陀如来像を起用している。
スタンプラリーは、参加店で食事や買い物をすると専用スタンプカードに該当店のスタンプ1つが押される仕組み。異なる店のスタンプを5個集め、カード裏面に必要事項を記入し応募箱へ投函すると、「BALMUDA電気ケトル」「BALMUDAトースター」などの家電製品や商品券、クオカードなどが抽選で50人に当たる。参加店を募る際は、宮崎駅前商店街振興組合の理事などが一店一店、趣旨の説明に回ったという。
同振興組合の黒木伸行さんは「コロナ禍で人々が外へ出なくなり、商店街も打撃を受けている。今回のスタンプラリーは、県が支援する『みやざき商店街にぎわい回復事業』でもある。各店はしっかりと『新しい生活様式』に沿った感染症予防対策をして営業しているので、ぜひ多くの方にマスク着用など個人でもできる感染症予防対策をして『あみーろーど』を巡り、商店街の魅力を再発見してほしい。スタンプラリーは1人何度でも応募できるので、たくさんの応募を期待している」と話す。
12月31日まで。問い合わせは宮崎駅前商店街振興組合(TEL 0985-26-3821、月曜・水曜・金曜の9時~15時)まで。