キリンビールの飲食店向けクラフトビール全28種類が飲めるイベント「タップマルシェ」を10月2日、宮崎市中心市街地にあるあみーろーど内の「八九」(宮崎市広島2、TEL 0985-25-0891)、「粋仙」(広島2、TEL 0985-23-1588)、「熟成炭火焼S」(広島2)が、3店舗合同で始める。
期間中は全国のクラフトビールを用意し、3店舗でそれぞれ違う銘柄を取り扱う。イベントではスタンプラリーを実施し、スタンプ5個でアメニティーのグラス、15個で各店先着10人、計30人に1,000円の食事券、28個で各店先着3人に3,000円の食事券を進呈する。
創作和食の「八九」では11種類のクラフトビールを用意し、1杯250ミリリットルを570円で提供。ビールに合うお薦めのメニューとして「スペアリブの香味焼き」(720円)、「エビチリボール」(660円)、「レンコンのはさみ揚げカレー風味」(660円)などをそろえる。野瀬慎太郎店長は「『粋仙』の黒木社長から話があり合同でイベントを行うことになった。お客さまが気にされる衛生対策には特に気を配っている。普段からもクラフトビールを扱っているが、この機会にその楽しさを味わってほしい」と話す。
熟成魚や備長炭で焼いた串焼きなどを提供する「熟成炭火焼S」では、6種類のクラフトビールを、1杯300ミリリットル、800円で提供。「刺し身3種盛り合わせ」(1,500円)、「西米良サーモンの西京焼き」(1,200円)、「ねぎま」(300円)、「せせり」(280円)なども扱う。松山祐児店長は「クラフトビールは華やかな香りが特長。この機会にいろいろな種類を試してほしい」と話す。同店ではランチタイムに業態転換して営業する「サンダーカリー」でもクラフトビールが飲める。
「粋仙」では、クラフトビール11種を1杯250ミリリットルで600円で提供する。メニューには「赤鶏と宮崎地頭鶏の5種類の炭火焼」や「大葉のなんこつからあげ」(600円)、高鍋町「餃子の馬渡」のギョーザ(10個=880円、5個=480円)も用意する。10月からはランチもスタート予定でクラフトビールも提供する。
「粋仙・熟成炭火焼S・サンダーカリー」の黒木伸行社長は「宮崎全体の飲食店の客足が減る中、皆さんが安全に外に出て仲間たちと集まるきっかけづくりには、『八九』の野瀬店長も言うように店側が対策すれば可能だというモデルケースをつくりたい」と話す。
営業時間は、「八九」=11時30分~14時、17時30分~22時30分。日曜定休。「熟成炭火焼S」=18時~24時。水曜定休。「粋仙」=17時~23時。日曜定休。10月31日まで。