「第14回かぼちゃコンテスト」が9月20日~22日、高原町の皇子原公園(西諸県郡高原町大字蒲牟田)で開催される。
「高原町は御池、狭野神社など記紀神話に関わる場所もある。コンテストと一緒に楽しんでほしい」と高原町観光協会 村上道人さん
2005(平成17)年に始まった同コンテスト。例年6月にコンテスト参加希望者へ4品種のカボチャの苗を無料配布し、9月に各自が自宅や畑で栽培したカボチャを出品する。「重さの部」、「形・色の部」などの部門別にカボチャの形状を競い、優秀な出品作を表彰するほか、参加した人数が多い地域を表彰する団体賞なども設ける。
出品されたカボチャは購入可能で、来場者と高原町観光協会スタッフとの直談判で販売価格を決めるユニークな方式を採用する。本年度は高原町観光協会の村上道人さん、有馬定治さんが交渉役を務める。村上さんは「『もうちょっと安くして』『いやいやこれは』という値引交渉も楽しみの一つ」と話す。
「昨年は予算の確保ができず開催中止になったが、会場でカボチャを買いたかったとの声が多く寄せられたため、今年の開催を決めた」と村上さん。「『高原町といえばカボチャ』と言われるようなコンテストにするべく、今年は過去最大重量の80キロを超える100キロ以上のカボチャが登場することを期待している。カボチャが重すぎて一人で搬入できない参加者は高原町観光協会へ相談してほしい」とも。
新型コロナ感染症拡大防止のため、コンテスト会場ではスタッフはマスクを着用、手指消毒用の薬液設置を行う。「来場の際には、マスクの着用と手指消毒をお願いする」と村上さん。
開催時間は10時~15時。問い合わせは高原町観光協会(TEL 0984-42-4560)まで。