デサキ宮崎店(宮崎市吉村町、TEL 0985-33-9339)が現在、「アマビエぬりえ」の無料配布を行っている。
同店の運営母体は、1953(昭和28)年に文具紙製品の販売業として創業した「出先」(宮崎県延岡市)。宮崎市にある運営本部で、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため自宅で過ごす子どもたちに向けて「取り扱い商材であり、子どもに身近でなじみのある色えんぴつを使った、おうち時間を楽しく過ごせるアイテムを届けたい」と、塗り絵の無料配布を企画した。塗り絵の図案は新型コロナウイルスの収束を願って、絵に描いた姿を見ると疫病にかからないとの伝承がある「アマビエ」を採用し、デサキ全店のスタッフからイラストを公募した。
配布中の「アマビエぬりえ」には、ウイルスの収束を願うメッセージが添えられているものや、筋肉質の「アマビコ」など個性的な図案もあり、店長の木脇奈緒美さんは「最初は2種類だったが、今はどんどん種類が増えている。絵の得意なスタッフにとっては、自分の描いたアマビエが県内外の子どもたちの手に取ってもらえるのはうれしいことだと思う」と話す。
塗り絵の配布は、デサキ全店で新型コロナウイルス収束まで継続する予定。宮崎店は感染防止対策の一環として当面の間、営業時間を10時~19時に変更している。