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宮崎で「古墳レシピコンテスト」 商品化など視野に、参加者募集

コンテストを主催する「日本遺産南国宮崎の古墳景観活用協議会」の中村廣文さんと、近畿ツーリスト九州宮崎支店の戸高清さん

コンテストを主催する「日本遺産南国宮崎の古墳景観活用協議会」の中村廣文さんと、近畿ツーリスト九州宮崎支店の戸高清さん

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 「古墳レシピコンテスト」が2月15日、宮崎調理製菓専門学校(宮崎市大塚町地蔵田)で開催される。

日本遺産に認定された県内の古墳景観。古墳の周辺に建造物のない景観は全国でも珍しい

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 2018(平成30)年5月、宮崎の古墳景観が日本遺産に認定されたのを記念し、商品開発事業の一環として開催する。主催は「日本遺産南国宮崎の古墳景観活用協議会」。同協議会の中村廣文さんは「コンテストで、古墳を連想させるようなレシピが集まることを楽しみにしている。入賞したレシピは、ホームページなどで紹介したり、いずれは商品化もしたりといった取り組みも視野に入れている。宮崎の古墳群が日本遺産に認定されたことをもっと活用して、宮崎のPRになれば」と話す。

 レシピテーマは、「古墳に行きたくなるようなレシピ」。創作条件として素材、形状の条件はなく、製作時間は60分、製作費は1人当たり1,000円以内とする。応募対象は、当日会場での実食審査に来場可能な人。グランプリには、図書カード5万円分と古墳オリジナルグッズを進呈するほか、準グランプリ、特別賞、参加賞も設ける。レトルトなどの既製品の使用やプロの応募は禁止。

 企画に携わる近畿日本ツーリスト九州宮崎支店の戸高清さんは「このコンテストの他にも、古墳にちなんだ催し物を多数企画している。これらを通して、宮崎の日本遺産の認知度が上がり、宮崎に足を運ぶ人が増え、地域活性化につながることを期待している」と話す。

 締め切りは1月10日。応募先および問い合わせは、近畿日本ツーリスト九州宮崎支(TEL 0985-25-4895)まで。

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