「アトリエ和(カズ)の仲間たち展」が現在、宮崎市の「画廊喫茶シベール」(宮崎市松橋1、TEL 0985-27-1174)で開かれている。
高橋和平さんが主催する企画展。高橋さんは、20数年前から小学校教師の傍ら自宅で絵画教室を開き、退職を機に2012(平成24)年5月に「アトリエ和」をオープン。人物画と水彩画を教えている。
同展は、教室で仕上げた作品を一般の人にも見てもらいたいと、毎年12月に同店で開いている。今回は40人の作品を前半と後半に分け、20点ずつ展示。現在、後半の絵を28日まで展示している。会場には油絵、アクリル画、水彩画、木炭画など4号~20号の作品が並ぶ。20号の「すいせんのように」は、厚みのある油絵で、赤をバックに凛とした女性をモデルに描いたダイナミックな作品。そのほか個性的な作品が並ぶ。
高橋さんは「出品することで、足を運んだ方から絵のアドバイスをいただくこともあり、毎回企画展を通して会員のレベルが上がっていると感じる」と話す。
会場の「画廊喫茶シベール」は年間24組、これまで延べ5000人の展示を行っている老舗の画廊喫茶。会期中は日替わりランチ定食(680円)やモーニング(550円)も提供する。店主の池英寿さんは、「企画展の入場は無料なので、ぜひ気軽に足を運んでほしい」と話す。
営業時間は9時~17時30分(土曜・祝日は17時まで)。日曜定休。年末年始は12月28日までの営業。年始は1月4日から。