宮崎市のプリン専門店「南国プリン」(宮崎市橘通東3、TEL 0985-22-5668)が11月16日、くしまアオイファーム(串間市)とのコラボレーション企画として「宮崎おいもプリン」などを季節限定で発売した。「南国プリン」の運営は南国CBF(児湯郡)。
期間限定芋スイーツ3品。2階のイートインスペースでも食べられる
今年3月、宮崎の中心市街地にオープンした同店。今回コラボレーションするくしまアオイファームはサツマイモに特化した農業法人で、台湾、シンガポール、香港などにサツマイモを輸出している。2017年のサツマイモの輸出量は日本全体の31.5%に上る。
南国CBFの料飲部・料理長の奥野浩平さんは「コンセプトは『宮崎のお芋らしさを生かしたスイーツ』。5種類のサツマイモで試作を重ね、くしまアオイファームのオリジナルブランドのサツマイモ『べにほっくり』が最もコンセプトに合致しているという結論に至った。『べにほっくり』は『宮崎紅』という品種のサツマイモで、とても香りが良く、個性が強すぎないのでスイーツへの加工にも向いている」と話す。
期間限定で提供するのは、くしまアオイファームのマスコット名を冠した「すごいぞアオイちゃん 宮崎おいもプリン」(390円)、マダガスカル産バニラビーンズ使用の天然バニラシュガーを合わせた芋チップス「ザ・イモセボーン」(380円)、地元の松浦牧場の牛乳を使ったソフトクリーム、くしまアオイファームの2種類の芋チップス、芋ピューレ、コーヒーゼリーが入った芋サンデー「オ・イモセボーン」(600円)。
奥野さんは「目玉商品である『宮崎おいもプリン』の一番上には紫芋『パープルスイートロード』を使ったモンブラン風スイートポテト仕立てを載せ、バターの香りを楽しめるようにした。プリンは『べにほっくり』を焼き芋にしたものを3回裏ごししてプリンの生地と合わせた。一番下は角切りの『べにほっくり』をバニラシロップで炊いたものとカラメルソースを一緒に楽しめるようにしている」と話す。
営業時間は10時~19時。火曜定休。2020年1月ごろまで販売予定。