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宮崎・日南に定額で全国住み放題の「ADDress」 レコードコミュニティースペースも

レコードを手にする油津応援団の杉本恭佑さん

レコードを手にする油津応援団の杉本恭佑さん

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 定額料金で全国どこでも住むことができる住居スペース「ADDress」の日南拠点(日南市岩崎3)が8月1日、油津商店街にオープンした。

男女別室になっているドミトリールーム

 アドレス(東京都千代田区)は、今年4月から全国にある空き家や遊休別荘などを利用し、登録拠点であれば、定額4万円でどこでも住み放題になるサブスクリプション型の多拠点居住のシェアリングサービスを提供している。日南市は20拠点目になる。

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 日南拠点は一番商店街とサンプラージュ岩崎商店街の角にあり、15年以上シャッターが閉まっていた果物屋だった空き店舗を活用。1階には誰でも無料で利用できるレコードコミュニティースペース「Kado(かど)」、2階は会員の居住スペースになっており、ドミトリールーム2部屋(8寝台)、ツインルームが1部屋ある。

 1階のコミュニティースペースにあるレコードは市民などから無償で提供され、約400枚集まった。レコードは誰でも無料で聴くことができる。

 アドレスの佐別当隆志社長は「Kadoで住民とADDressの会員の交流が生まれて、そこから仕事が生まれたり、何か新しいプロジェクトが始まったりしたらうれしい。誰もがふらっと立ち寄れて、そこに行けば誰かがいて、何かが始まりそうなワクワク感のある、そんな場所になっていってほしい」と話す。「Kadoは貸し切りもできるので、いろいろなことにチャレンジできる場所になれば。住民の方には、同所を訪れた会員に、日南の魅力、面白い人や場所、おいしいお酒や食べ物をたくさん教えてほしい」とも。

 日南拠点を管理する油津応援団の杉本恭佑さんは「会員はもちろん、市民の方々も世代を問わず利用してもらい、この場所を通じて、内と外、市民と会員が交流できる場所になれば」と話す。

 同所のリノベーションを担当したパークデザインの鬼束準三さんは「外壁には日南市内で今まで活躍し、役目を終えた納屋の廃材を利活用した。昔からあるものを生かし、手を加えることによって、これまでの思い出をよみがえらせ、また新たな思い出をつくる。ここで昔懐かしいレコードを聴いて、また新たな思い出をつくってもらえれば」と話す。

 営業時間は10時~18時。メンテナンス休あり。1階のコミュニティースペースは貸し切り利用もできる(1時間1,500円)。予約は油津Yotten(日南市岩崎3、TEL 080-9054-4339)で受け付ける。

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