「ネパール家庭料理講座」が4月20日、宮崎市青少年プラザ(宮崎市神宮東1)で行われた。主催は宮崎市国際交流協会(宮崎市)。
講師・ラクシュミさん(真ん中)、ラクシュミさんの息子のラクスマンさん(右)、ラクスマンさんの妻の松崎さん(左)
ネパール・カトマンズ在住のラクシュミ・マハラジャンさんが講師を務め、ネパールの文化に触れることができる同イベント。ラクシュミさんは日本語が話せないため、息子で宮崎市在住のラクスマン・マハラジャンさんと、その妻の松崎順子さんと一緒に、ネパール語・現地語のネワール語・日本語を介して講座を行った。講座には日本人のほか、県内の国際交流員や外国語指導助手を務める外国人らも参加し、日本語や英語で交流を深めながら、本格的なネパール料理の作り方を学んだ。
今回の献立は「ネパールチキンカレー」「ダール豆のスープ」「大根のアチャール(漬物)」、カリフラワー、タカナ、ジャガイモの「タルカリ(野菜の総菜)」。
松崎さんは「ネパール料理の特徴は、クミン・チリ・ターメリックのスパイスと塩で味付けすること。また、豆のスープを毎日欠かさず食事と一緒に食べている」と話す。
ラクシュミさんは「日本に来るのは2回目。母は日本のバラエティー番組が好きで、日本語は分からないものの、お笑い芸人のジェスチャーなどを見てよく笑っている。日本はとてもきれいで便利な場所。今回は皆さんと一緒に講座ができてうれしかった」と話した。