映画「カンタ!ティモール」の上映会イベントが1月12日、明星寺(宮崎市吉村町)本堂で開催される。
主催は、宮崎デモクラティックスクール「にじのりずむ」スタッフの曾根絵理佳さん、首藤亜美さん、林順子さんの3人。曾根さんが同作のテーマ曲「星降る島」を歌う機会があり、曲のことを調べるうちに同作と出合ったのが企画のきっかけという。当時、宮崎で同作を上映しているところがなく、「それならば、自分たちで上映会をやろう」と監督の広田奈津子さんに連絡をとり、上映会開催にこぎ着けた。
「カンタ!ティモール」は、当時23歳だった広田さんが自主制作した音楽ドキュメンタリー映画。これまでに世界5カ国100カ所以上で試写会が開かれている。
曾根さんは「日本とも深く関わった東ティモールの独立紛争を題材としている。東ティモールの人々は悲しい歴史をたどりながらも輝きながら生きており、その姿がとても美しい。映画を通じて、自分が好きなことや生きる意味について振り返るきっかけにしてもらえれば」と話す。
当日は会場内でマルシェイベントも同時開催し、東ティモール産コーヒーや、新富町の無農薬の小麦粉を使ったクッキーなどを販売する。
開催時間は15時~。料金は、大人=1,000円、学生=500円(中高生は無料)。申し込みはカンタ!ティモール宮崎上映委員会まで、電話(TEL 090-9652-0864)とメールで受け付ける。