ファッションショー「未来をデザインしてみよう~土木とファッションが出会うとき~」が11月18日、宮崎県の都城市立図書館(都城市中町16、TEL 0986-22-0239)で開催される。
当日は高校生らがデザインした「新しすぎる」作業着を、プロのモデルが着用し披露する。企画を立案した都城地区建設業協会女性部の宮島さんは、「若い女性にも土木に目を向けてもらいたい。若い女性が『着てみたい』と思う作業服をデザインしてもらったらどうかと思い、高校生にデザイン画を依頼した」と話す。集まったデザイン画は、宮崎市のパタンナーと縫製職人によって製作された。
高城高校生活文化科2年生の福井七海さんは、デザイン画を描いた高校生の一人。普段はイラストを描くことや、SNSでかわいらしい服を見たりすることが好きで、将来はデザイナーになることが夢だという。「土木の仕事は道具をよく使うと聞いたので、ポケットをたくさん付けた。女性が着る服なのでかわいくしようと思い、腕にリボンをつけ、個性を出せるようにネーム入りの帽子にしたりするなど工夫した」と話す。
開催時間は13時~14時。同図書館では11月中、イベントに合わせた展示も行う。