
香月ワインズ(綾町北俣)が7月11日、2024年に収穫したブドウで造った白ワイン「2024 綾Topia(アヤトピア)」を発売した。
ナイアガラをベースに造った白ワイン「2024 綾Topia」(写真提供=香月ワインズ)
少量生産で手造りのナチュラルワインに力を入れている同ワイナリー。代表の香月克公さんはニュージーランドとドイツで10年間ワイン醸造を学び、宮崎でワイン用品種を栽培。「可能な限り自然生態系を維持する農法」を採用し、化学肥料、殺虫剤、除草剤を使わずにブドウを育てている。ワインには酸化防止剤、清澄剤を一切使わない。
これまでの「綾Topia」は巨峰をベースに造ってきたが、今回はナイアガラをベースにしている。香月さんは「完熟したナイアガラを使うことで華やかな香りがし、カリンやメロンのような風味がする。穏やかな酸ときれいな果実味、かすかに溶け込んでいる炭酸ガスののど越しが心地良く、食中に最適なワインに仕上がった」と話す。
今回から瓶の形状も刷新。「シャンパン瓶から底のくぼみのないシードル瓶へ変更し、高さを若干低くした。重さも約320グラム軽くなった。内容量は変わらない」と香月さん。
価格は4,400円。同ワイナリーのサイトで扱う。